栽培技術3 〜虫対策 秋植え〜

栽培技術の説明

最近は温暖化で秋の気温が高くて白菜、キャベツ、ブロッコリーなどの苗を植えると虫の餌食になってしまいます。 10年くらい前までは8月末にはブロッコリーを植えていたような記憶がありますが、今は気温、地温が高くて不可能です。 今年は大部分を9月26日に植え付けしました。 一ヶ月遅いですよね。 この後、高い気温が続けば苗は大きくなりますが、気温が急降下することがあれば大きくなり損ねる、博打のような世界です。 ただ、9月26日でも気温が35度近いので虫も活動が盛んです。 そこで、防虫対策を強化しています。 対策は大きく分けて2つです。

1.お決まりの防虫ネット

蝶々や蛾のように空中から攻撃する害虫の防除です。 1mm目の防虫ネットか白い寒冷紗を使っています。

2.苗を保護する円筒

下の写真のような円筒で苗を保護します。 マルチの中の地中からやってくる夜盗虫、芯喰い虫などイモムシ系の害虫が苗に近づけなくします。 これらの害虫は見落としがちです。 ご注意を!

白菜の例ですが、10月17日には下のような写真の状態まで無事育ちました。

家庭菜園時代は上記のような円筒を使っていましたが、農家になってみると数が多くて無理があるので、ホームセンターでボイド管というものを購入し、5cmの高さに切って使っています。

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