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直売所出荷開始

3月9日(土)から JA湘南『あふり〜な 伊勢原店』に出荷を開始しました。

初日はニンジン(アロマレッド)、グリーンリーフレタス、茎ブロッコリー(スティックセニョール)を合計15品出荷しました。

レタスが大きすぎて、用意していた袋に入らなくて手間取っていたところ、先輩のお姉さん(?)が袋を提供してくれたうえ、袋への入れ方の手伝いもしていただきました。本当に助かりました。『今日が初日です』とお伝えしたところ、その後、世間話で盛り上がりました。これで、今後20年間の仕事は確保できたと思った次第です。元々、『えっくん農園』の運営会社である株式会社マッターホルンGAFAの経営目的は『私自身の健康寿命を伸ばすこと』というゆるいものなので、農産物出荷の仕事を主にして、あとは趣味を生かした活動を仕事にするというスタイルなのかなということを認識しました。

30年来家庭菜園を経験し、”半導体研究者”の心で試行錯誤をして栽培方法を磨いてきたので、品質には自信を持っていますが、実際にお客様にお金を出して購入していただけることに感謝します。本日、出荷の15品のうち13品を購入していただき、2000円近い売上になりました。出荷用の野菜として育てていない状況下ではすごいことです。現在、育てている夏野菜の苗から収穫できるようになったら、どれくらいの売上になるのか、とても楽しみになってきました(大玉トマトは本当においしいので、ご期待下さい)。

今まで直売所の野菜(自分の作っていないもの)を愛用して購入していたのに、購入していただく立場になるとは、1年前には考えもしませんでした。直売所に出されている農家さんは私より年輩の方が多いので、色々教えを請うとともに、私の持っているITの技術を活かしていければと思っています。はっきり言って、私は『若手』です。定年退職後、農業をやるというのは本人にとっても社会にとってもいいことだと思いました。

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