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人参の種まき(夏編)

夏の乾いた暑い時期に発芽させるのは非常に困難です。ただ、発芽さえできれば栽培はほぼ成功なことも確かです。30年の家庭菜園経験の中で試行錯誤して学んだノウハウを公開します。

1.黒マルチは絶対に使わない・・・・・温度が上がってアウト!

2.もみ殻で覆うのがベスト・・・保湿と日差しをいい塩梅に遮ってくれます

3.もみ殻効果で水やりは1〜2日に1回でOK(もみ殻がないと朝晩やる必要があるのでは?)
   水のやり過ぎは土が固くなって発芽不良の原因にもなる

4.ここ10年は暑くなりすぎているので、20〜50%の遮光ネットを使用

5,コート種子は使わない(私に合っていないだけかもしれないが、コートを溶かすのが難しいみたい、裸種子のほうが安いので、たくさん蒔けて成功率が上がっている)

以下に、今年の種まき(第3弾)の様子を写真で紹介します。

畝と垂直方向に15cm程度の間隔で幅1〜2cmの平らな溝を作る(深さ5mmくらい)

10cm間隔に5粒程度の種を点蒔き(筋蒔きすると最終的な間隔が定まらないが、この方法だと10cm間隔に定まる)

周りの土をかけてもいいが、水やりで固くなるのが嫌なので、バーミキュライトで覆土している。

もみ殻を筋の上に撒く。 これにより、遮熱と保湿の効果が出る。間違っても、黒いもみ殻燻炭を使用しないように! 吸熱して熱くなります(黒マルチと同じです。秋冬に使いましょう)。

不織布をベタ掛けし、その上に遮光ネットを掛けて完成。 水やりは遮光ネットの上からで、OK。

この写真はこの夏の第一弾の種まきで発芽したもの。まだ、間引いていないが、ここまでくれば一安心。

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